価格帯を知っておこう
何らかの事情があって、仕方なくバイクを手放そうとしている方も中にはいるかもしれません。
また、そうした方の中にはどうしても現金が必要、今すぐにでも必要という方もいるのではないでしょうか。
そうなると、気になるのはやはり自分の愛車がどの程度の価格で売却が可能であるか、ということだと思います。
自分の愛車がどれくらいの価格で売れるのか、というのは、まだ売却を考えていない方でも気になるところだと思いますが、ここではいくつか例を挙げながらご紹介していきたいと思います。
ハーレーやドカティは高い
バイクの王様とも言うべきハーレーダビッドソンのバイク。
その風格に憧れを持っている方も多いでしょう。
また、このバイクを愛車として今現在乗っている方の中には、どの程度で売却できるのかが気になる、という方もいるのではないでしょうか。
ハーレーダビッドソンのバイクは、12年式で走行距離も少なければ200万円オーバーで売却できることがあります。
さすがバイクの王様ハーレーダビッドソン、というべきでしょうか。
中古のバイクで200万円オーバーの買取価格というのは稀なケースであり、これは凄いことだと思います。
また、究極のスポーツバイクとも言われるドカティ900MHRであれば、60~70万円程度で買い取って貰えることが多いようです。
ドカティも日本国内にコアなファンを大勢抱えるバイクですから、この程度の価格は当然と言えるのかもしれません。
また、ハーレーFLSTSC1580で走行距離が5000キロ程度の場合、120~130万円程度で買い取って貰えることが多いようです。
買取店により査定基準は違う
実際のところ、中古バイクの買取価格というのは買取店によって大きく異なります。
相場というのは確かに存在しますが、買取店によって査定基準は違いますし、重要視する部分も変わってきます。
そのため、このバイクは大体これくらいで売れる、ということは断言することが難しいのです。
また、同じ系列の買取店や、チェーン店でも店舗が変われば査定額が変わってくることもあります。
査定を行うのはコンピューターや機械でなく、生身の人間です。
中古バイクの査定を何年もやってきたベテラン査定士と、まだそのお店で勤めだして間もなく、知識も少ない査定士だと当然査定額も大きく異なってくるでしょう。
さきほどハーレーとドカティを例にとって紹介しましたが、これも買取店によって大きく値は変わってくると思います。
では、少しでも高く売るためにはどうすればよいのか、ということですが、そのためには相見積もりという方法を使えば容易です。
つまり、複数の買取店から見積もりをとる、ということです。
こうすることで適正な価格を知ることができますし、価格交渉で値を釣り上げることもできるでしょう。