Ninja H2R
レーサーの間で人気が高いNinja H2R
公道仕様となっているNinja H2は人気が高いですが、同様にレーサーの間で人気を博しているNinja H2Rはメカニズムについてさほど違いがありません。
Ninja H2Rで特徴的なのは外装のカウル周辺で、Ninja H2Rは背の高くなっています。
これはNinja H2R特有のトールウインドスクリーンというもので、象徴的ともいえるでしょう。
さらにNinja H2Rはフロントカウルやアッパーカウル、そしてロアウイングであったりカウルインナーパネルなどをCFRP製へと変更しているのも特徴的です。
デュアルラムエアインテークが採用されていますが、メカニズムではハイリフトカムシャフトを取り入れたり、圧縮の比率を変更しています。
これでNinja H2Rはクラッチプレートについて組数が増やしていけるようになっています。
チタニウム製のエキゾーストシステムであったり、ストレート構造となっているメガホンスタイルサイレンサーがNinja H2Rでは採用されていますので、レース専用として活用することができるでしょう。
フェアリング周りでもNinja H2RはCFRP製へと変更されていますが、公道仕様だとミラーが本来は組み込まれているポイントで、Ninja H2Rにおいては独特なウイングが装備されています。
レース用として採用されているボディ サイドウイングや、フラップ形状がNinja H2Rは採用しています。
カワサキバイクの魅力ともいえるNinja H2R
Ninja H2R以外にもニンジャ250シリーズが人気を博しているカワサキですが、海外でも抜群の人気を誇っています。
常に多くのファンを魅了しているカワサキのニンジャシリーズのバイクですが、スポーツバイクとしても価値が十分にあります。
2011年以降は徐々に販売台数が伸びており、様々なバイクメーカーの中でも抜きん出ている状態です。
Ninja H2Rが人気を博しているのは世界各国のレーサーに調査するためにエンジニアが現地へと赴いて、バイクに求めている内容を見出していきます。
つぶさに情報を掴んでいき、Ninja H2Rは風防などをケアしていきながら目立ちやすくなっている二眼式のヘッドライトが採用されています。
またNinja H2Rだけでなく、シリーズを通して太めのタイヤが採用されているのもポイントです。
外見でもボリューム感満点のバイクとなっていますが、停車中でも問題となっている熱風処理が上手に施されています。
ニンジャシリーズは冷却装置を装着したことで、信号待ちであっても不快な熱気がエンジンの周辺より放出できるのが嬉しい点です。
エンジンも力強さを感じ取れますので、走っていても爽快感を味わえるでしょう。