都内から気軽に行ける奥多摩ツーリング
半日コースでも満足度が高い奥多摩ツーリング
東京圏から気軽に行けるバイクツーリングコースはいくつかありますが、定番中の定番とも言えるのが奥多摩ルートです。
都心から一時間もかけずにルートに入ることができますし、いろいろな楽しみ方がありますので、何回行っても楽しい場所です。
気軽さという面では、コースを選べば半日で行って帰ってこられるところもあって、思い立ったらすぐに行けるという魅力があります。
バイクの走りそのものを楽しめるのがうれしい
奥多摩ツーリングの魅力はいろいろ挙げることができますが、何と言ってもバイクの走りそのものを楽しめるというのが大きいポイントです。
多くのライダーが選ぶコースである「都民の森」から奥多摩湖までは、ずっと下りのカーブが続いていき、適度な斜度とワインディングが連続するので、バイクの腕を試すのにもってこいです。
あまり力のない小さめのバイクでも、下りが続くということでしっかりと走りを楽しめるのも、人気を集める理由となっています。
全体的に荒れた路面などもあって、整備状況は完ぺきとは言えないコースですが、それもこのルートの良さと言えるでしょう。
休日などは観光客も来ますので交通量が増えますが、平日は結構閑散としているルートが多いので、攻めの走りをするのも安心です。
もちろん、このルートで転倒してしまうと大きめの事故につながりやすいので、無理をすることなく安全第一で楽しむようにしてくださいね。
立ち寄りスポットもちょくちょくあって適度に楽しめる
奥多摩ツーリングは、いわゆる観光エリアとしての楽しみというよりも、バイクを走らせる楽しみがメインとなるところです。
それでも、このルートではちょくちょく立ち寄れるスポットがありますので、疲れた時などに一息つくことができます。
たとえばフルーツラインの高度が上がったところでは、甲府盆地が一望できるところがあり景色がとてもきれいです。
特に展望台のような施設があるわけではありませんので、自分のタイミングで好きなところにバイクを停めて景色を堪能することができます。
自然が豊かなエリアですので、普通に走っていてもすがすがしい気持ちになれますが、時々停まってこうした景色を眺めるのも気分転換になっていいものですね。
また、ルート沿いには「道の駅 たばやま」などの施設もあります。
それほど大きくはありませんが、地元の山菜などを使った郷土料理が食べられますので、ちょっと長めのツーリングをしたいのであれば、ここに立ち寄ってご飯をゆっくり食べていくのも良いでしょう。
優しい味のソフトクリームなども人気で、暑い日にはここに立ち寄ってリフレッシュしていくこともできます。