縦置きエンジンが特徴のモトグッツィ
日本ではまだ珍しく思われるモトグッツィ
モトグッツィはイタリア最古のバイクメーカーです。
日本では決して知名度が高くなくまだあまり多くバイクが流通しているわけではありません。
そのため他の人が乗っていないようなバイクに乗りたい、珍しいバイクに乗りたいという人に特に人気です。
しかしモトグッツィは第一次世界大戦前から構想が練られていたバイクで歴史があります。
戦闘機パイロットをしていた3人の青年が戦争が終わったらバイクを製造しようと約束し、第一次世界大戦後から製造を開始して生まれたバイクです。
エンブレムには鷲があしらわれており、これは3人が出会った場所であるイタリア空軍の紋章でありなおかつ製造中に亡くなった一人の意志を継いだという意味も込められています。
このような歴史があり熱い思いが込められたバイクということでもモトグッツィは人気です。
現在は経営難からパジオという会社の傘下となっていますがブランドはそのまま継続しておりさらにV型エンジンという珍しいタイプのスタイルで個性的のあるバイクを製造し続けています。
モトグッツィで人気のあるバイク
モトグッツィの中でも人気のあるバイクの一つがグリーゾ8Vです。
これは左右に突き出したエンジンが迫力のある見た目になっています。
基本設計はモトグッツィのそのままを維持していますが排気量を拡大し足元もマイナーチェンジがされています。
これによってスポーツ性能が高まり走りもとても機敏なものになっている見た目よりも走りが軽快なバイクです。
全体的にコンパクトな車体のバイクが好みの人に適しているのがモトグッツィ940カスタムです。
クラシカルなスタイルでスポーティーな走りを楽しむというよりは程よく走りを楽しむバイクとなっています。
ヨーロッパではハーレー・スポーツスターのライバルという位置づけがされています。
ミドルモデルを希望する人にはグリーゾ850がおすすめです。
グリーゾシリーズのミドルモデルでありエンジンは1100のストロークを縮めたものになっています。
ちょうど良いパワーで排気量が小さく車体が軽いのでハンドリングが軽快です。
バンク角も十分確保されているためライディング操作も軽く行えるようになっています。
軽量でありながら足つき性能が良いことで人気なのがブレバー750です。
中型バイクのような乗り心地の良さから初心者からバイク歴の長い人まで楽しんで乗れるバイクになっています。
車体の重量はとても軽く同等の排気量でありながら足つきもとても良く安定した走りを実現できる1台です。
他にもモトグッツィでは幅広いタイプのバイクが展開されています。
そのため自分の希望する排気量やデザイン性のバイクを見つけることができます。