冬にツーリングをする際に気を付けるポイント

冬のツーリングは気を付けよう

ツーリングは気温の高い過ごしやすい季節に行う人が多いです。
冬になると寒いのでツーリングどころか普段の街乗りさえもしないという人も少なくありません。

しかし冬のツーリングも意外と楽しいものです。
ただし、気温や路面のことなど注意しなければならないことがいくつかあります。
事前に注意点を確認してからツーリングに出かけるようにしましょう。

防寒対策は万全に

外が寒いから冬のツーリングは防寒対策が必要なことは誰にでもわかります。
しかし意外と多くの人が理解できていないのがどのくらい防寒をすればいいかということです。

人間が肌で感じる体感温度は皮膚の表面の水分や熱が奪われると低くなります。
外の気温と体感温度は全く同じではありません。

バイクに乗る場合には風を受けるので実際の気温よりも体感温度は大幅に低いです。
そのため防寒対策は万全にしておかなければなりません。

防寒のポイントとして首から侵入する風邪を防ぐことが大切です。
手首、足首、首は空気が入ってこないようにウォーマーを付けるようにしましょう。

防寒対策として色々と着込む人がいますが、着込みすぎると動きにくくなる可能性があります。
できるだけ薄手で風を入れない素材のものを身につけるようにすると走りにくくならず快適です。

逆行対策を考える

冬は太陽の高度が低くなるので太陽光が低い位置から差すことになります。
そこで問題となるのが逆行です。
逆光の光によっていつも以上に走っていてまぶしいと感じてしまうことがあります。

逆光対策としてバイザーのついているヘルメットを装着するのが有効です。
シェードを上げていても首の角度を調整するだけで逆光をよけることができます。

路面が凍結することに注意

冬になると雪の日に路面が悪くなるのはもちろんですが、晴れている日でも路面が悪くなることに注意が必要です。
寒くなり気温が低くなると空気の中にある水分が冷やされて夜間のうちに地面を濡らし凍結する原因となります。

冬場は太陽が出てからもなかなか気温が上がらないことが原因で日中も路面が凍結したままのことがあるので気を付けましょう。
雪が積もっていないからと安心して走っているといつもと同じように走っていてもスリップすることがあります。

路面凍結時には走らないようにすることもトラブルに巻き込まれないようにするための一つの方法ですが、どうしても走らなければならないときにはスピードに気を付けるようにしましょう。
スピードを少し落としていつもより早くブレーキやハンドル切りができるようになるだけでスリップしにくいです。
いつもよりも少しだけ車間距離をあけて走るようにすることも効果的です。