見直されるサイドバッグ

使われなくなったサイドバッグ

バイクにお乗りの方なら、暖かくなってツーリングの季節になると、どうしても落ち着きがなくなってきますよね。
キャンプツーリングや、ロングツーリングに行くのは良いのだけど、どうしてもかさばってしまう荷物、あなたは普段どうしていますか。
とにかく、詰め込むだけ詰めるというタイプの方もいますが、それでは走りにくいだけでなく、走行時のバランスも悪くなってしまい、とても危険です。

ご存じのように、サイドバッグは、ロングツーリングなどの際に、補助的な位置付けのバッグでした。
しかも、シートバックの容量も増え、利便性に長けていること、そしてサイドバッグのスペースが少なくなったことから、あまり使われなくなったんです。

見直され始めたサイドバッグのメリット

最近は、あまり見かけなくなったサイドバッグは、容量が少なめ、スペースがないなどの理由で、次第に使われなくなりました。
しかし、そうしたサイドバッグが、現在見直され始めているんです。
なぜかというと、シートバックメインだと、バイクの重心そのものが高くなってしまい、走行に支障をきたす可能性があるからです。
最近ではバイクの大型化も進んでいますが、重量そのものが重くなったわけではありません。

最近では、キャンプツーリングなど、重いものを持ち運ぶことも多くなり、それだけ重心が高くなりやすく、転倒の危険性も増しています。
そこで、いよいよサイドバッグの出番となるわけです。
サイドバックを装着することにより、全体的なバランスも良くなることから、荷物の低重心化が最も大きなメリットと言えます。

近年のトレンド

今、ひそかに見直されているバイクグッズが、サイドバッグであることは、ここまでにご説明してきました。
さらに、ファッション性の高いサイドバッグも増えていることから、昨今では補助的な要素の高かったサイドバッグが、注目を集めているんです。
近年のトレンドは、ライダーが動きやすく、スポーティーなタイプの縦型サイドバックが、人気の高い商品の一つです。

また、普段使いも楽しい、ナイロン製のサイドバックなどがあります。
大型バイクにお乗りの方の中には、クラシックやネオクラシック系、アメリカンやクルーザー系のバイクなどを好んでのられる方もいらっしゃるかと思います。
このようなタイプは、レザー/ナイロン/コットンといった、素材のサイドバッグを常時装着することにより、さらにファッション性を高めるはずです。

おすすめのサイドバッグ

こちらでは、用途により、優れた機能性を発揮するサイドバッグをご紹介していきます。
まず、ロングツーリングなどの際には、悪天候なども気になりますが、耐久性にも優れた「強靭＋完全防水タイプ」であれば問題なし。
また、キャンプなどのサイドバックとしては、大容量で大きな荷物も容易に収納できる点セミハードタイプがおすすめです。使い勝手も良いので、かなりのおすすめ度です。

また、縦型タイプは、デザイン性にも優れており、走行中のずれがないため、オフロードを楽しまれる方には最適のサイドバッグといえます。
前項でもふれましたが、大型のクルーザーバイクなど、オールドなイメージを演出したいのであれば、伝統と風格のあるレーザータイプのサイドバックが、相性ピッタリです。