明るく省エネLEDバルブに変換

LEDバルブとは

皆さんは、夜に帰宅した際、家の中が妙に明るく感じたことはありませんか。
ひと目でわかるこの明るさ、実は電球を交換したことによるものなのです。
最近では、蛍光灯を始めとする電照に、LEDライトがもちいられるようになりました。
取説を見るように、これまでの電球より耐久性が良くなり、数10倍以上も長持ちするのがこのLEDライトの特徴です。

LEDバルブも、このようなLEDライトの一つで、小型化されたLEDライトが車やバイクのヘッドライトに使用されるようになりました。
バルブと呼ばれるのは、接合部などに用いられる機器の総称で、LEDバルブは各サイズに取り付けやすく規格化されているものです。

LEDのメリット

以前までは、車やバイクなどに用いられる光源は、ハロゲンランプが主流でした。
難点としては、消費電力が大きいこと、そして使用している際に、手で持てなくなるくらいの熱量を発するところです。
ところが、LEDの場合、メリットは大きく、ハロゲンに比べると驚くくらい消費電力が小さく、熱を発する事がないという点です。

さらに耐久性に秀でているため、長時間使用に適しているので、部品交換も頻繁に行わなくて済むというメリットがあります。
また、LEDの特徴は、非常に光源が明るいという点です。
ラグがありませんので、スイッチを入れるとすぐに照明がつくのも、LEDの大きなメリットと言えるでしょう。
これまで、不安なった夜間走行も、照射範囲の広いLEDなら、大きな強みを見せてくれるはずです。

LEDの注意点

LEDのデメリットとしては、ハロゲン球に比べるとかなり高額という点です。
市販されているハロゲン球と比べると約5倍以上も高く、安価なノーブランド品では、耐久性などに問題が生じてしまいます。
また、LEDの注意点としては、場合によっては車検に通らないということもあります。

ヘッドライトの色の基準は、橙や白が合格の目安となっていますので、それ以外の色のLEDバルブを取り付けてしまうと、車検が通らない可能性があります。
ほかにも、ヘッドライトの光の焦点を検査する光軸検査、思った以上に光が暗いと感じたり、点滅してしまうと不適合とされてしまいますので、購入前や取り付け後には注意が必要です。

おすすめのLED

最新ledバルブであっても、古いバイクなどの場合、光軸が出にくくなり、カットラインが的確に表れないという不具合も生じてしまいます。
そこで、新たにLEDバルブを装着する前に、LEDバルブ車種別適合表で確認しておくことをおすすめします。
つまり、規格や適合にマッチしていても、どうしても不具合が生じてしまう車両があるということです。

また、LEDバルブは熱に弱く、長時間の発熱が続くと、性能低下につながりますので、放熱用のファンが装着されているタイプがおすすめです。
また最近では、ヒートパイプの構造が、発熱による伝熱ロスを最小限に抑えるタイプのLEDバルブも発売されています。
LED素子の発光で生じた熱を、素早くヒートリボンに伝える仕組みです。