世界文化遺産にも登録されている白川郷
白川郷周辺のツーリングルート
白川郷は日本の古民家の代表的なスポットで、合掌造りと呼ばれる世界的に見ても珍しいスタイルの家々の集落です。
この歴史が古い民家には、今でも普通に人が住んでいて現存する歴史的遺産としてとても価値があります。
観光スポットとしてもかなり人気の高いところで、特に海外からの観光客が多く訪れています。
タイミングによっては日本人よりも外国人の方がずっと多いこともあって、人気の高さをうかがい知ることができるでしょう。
日本文化のすばらしさを知ることができる建物を見て、美しい田園と山々の風景を堪能できるスポットです。
白川郷は岐阜県にあり、いわゆる飛騨地方に位置します。
基本的には、白川郷にアクセスするには岐阜県を縦断する形で走っている国道156号線を使います。
長良川沿いを走るルートもありますし、田舎や山間の道がずっと続くことが多いので、バイクツーリングにふさわしいゆったりと走れる道です。
この国道周辺には自然豊かな場所や美味しい郷土料理が食べられるところ、歴史的なスポットなども多いので、ある程度ゆとりのあるツーリング計画を立てて訪れるのもおすすめです。
国道165号線沿いに白川郷はありますが、165号線に行くためにはいくつかのルートがあります。
北陸自動車道を使う場合は、白川郷インターチェンジで降りるとすぐです。
東海北陸自動車道を使う場合、荘川インターチェンジで降りてから一度国道158号線に入り、さらに国道165号線に進みます。
名神高速道路や中央自動車道からも、東海北陸自動車道に入ることで高速道路を使って楽にアクセスできます。
白川郷周辺の見どころについて
白川郷では合掌造りの集落がメインイベントとなりますので、そこでかなりの時間を費やすことになります。
それ以外に周辺で立ち寄るとしたら、白川郷の湯という温泉がおすすめです。
山間の中の落ち着いた温泉で、ゆったりとツーリングの疲れを癒すことができます。
露天風呂からは美しい白山や合掌造りの集落を眺めることができるので、違う角度から楽しめます。
バイクツーリングであれば、白山白川郷ホワイトロードを走るのもおすすめです。
石川県にある加賀温泉郷まで行けるツーリングロードで、美しい白山の景色を眺めながらさやわかな空気の中でツーリングできるでしょう。
落差が86メートルある「ふくべの大滝」など、自然の雄大さに触れられるスポットもあります。
この滝周辺は強い水しぶきによって道路が濡れてしまうほどで、かなり迫力があるので行ってみると楽しい経験ができるでしょう。
季節によっては山々に雪が残っている様子も見られて、下とは違う世界が広がっているのが不思議な感覚をもたらしてくれるでしょう。