傷などがあるバイクは売れにくいのか
バイクの傷と査定について
愛車と別れる際に多くの人が業者に買取りをしてもらうでしょう。
この時、傷がない方が査定もよく、高価で買い取ってもらえるということをご存知でしょうか?
これは単に見た目だけの問題ではありません。
傷はバイクの状態を表す大切な指標となっているからです。
買い取ってもらう時に新品同様傷ひとつない状態ならばこの上なく査定は上がるでしょう。
傷を見ればバイクの扱いが分かる
しかしどんなに気を付けて扱ってもバイクは傷が付く乗り物です。
そしてその傷はどのようにオーナーがバイクを扱っていたかを表してもいます。
たとえば、新品同様傷ひとつない場合、これはオーナーがバイクを大切にしまって置いたと想像できるでしょう。
走行すれば跳ね石や擦れなどで必ず傷が付くので、もしくは走行もしていないかもしれません。
また外見が傷一つないのに、走行距離が相当出ている場合、外装部品が交換された・もしくは外された状態で走行していたと想像できます。
外装部品が交換された状態だとしたら査定は下がらざるを得ません。
なぜなら外装部品が交換される状況としてまず疑われるのが事故だからです。
もし事故にあった車両だとしたら、査定は下がることは必至です。
事故にあった車両でなくても、事故にあったかもしれない車両ということで査定は大きく下がるでしょう。
そして外装部品を外した状態で走っていたとしたら、本来ついていなければいけない部品を外していたとしてこれもまた大きく査定額は下がることでしょう。
一番いいのは、走行距離に応じた程度の小傷がある程度ということになります。
外装部品を見て分かる事
また、外装部品をよく見れば傷のつき方や処理の仕方でそのバイクがどのように扱われていたかもわかります。
たとえば、雨のシミ具合やさびの程度から、屋内保管であったか、それとも雨ざらしで保管されていたかはすぐにわかるでしょう。
また洗車やメンテナンスをこまめにしていたかどうかも、傷の具合を見れば一目瞭然です。
事故の傷は見れば程度もわかります。
査定に大きく響くことでしょう。
立ちごけの傷も要注意です。
傷隠しのステッカーですが、業者さんが見ればその裏に傷があるのはすぐわかるので無意味でしょう。
またタンクのベルトが当たる部分や、メインキーの周りのキーホルダーが立つところなどは、最初にステッカーで保護しておくと査定はぐっと上がります。
大きなステッカーを張っていて査定の時にはがしておくのは微妙です。
どれだけキレイにはがしたとしてもその部分が日焼けしてしまっていると跡がのこり、査定に大きく響いてしまいます。
一番いいのはこまめにメンテナンスをしている車両ということですので、空いた日にはこまめに愛車をキレイにしてあげてください