車検切れのバイクは高価買取できるのか
バイクを買い取ってもらう
もう乗らないバイクは、中古バイク買取業者に買い取ってもらうのが一般的な処分方法です。
できるだけ高価買取を希望しますが、気になるのはやはり高価買取の条件です。
もちろん車種、年式、走行距離が査定額の大前提にありますが、例えば車検が切れたバイクでも高価買取は可能なのでしょうか。
バイクの車検代は400CCを自分で更新する場合、申請代が1,400円、用紙代が100円ほどかかります。
さらに重量税が2年分で5,000円(年額で2,500円)、自賠責保険料が(2013年4月に見直し済み)24ヶ月分で20,240円となっています。
つまり、約27,000円が必要になるのです。
車検更新手続きをもしも整備業者などに依頼する場合は、メンテナンス等もかねて業者に応じてプラス数千円~数万円がかかることになるでしょう。
自分で行うのならさほど高額というほどではないですが、かといって乗らないことを前提とすると安くはない金額なので、乗らないのなら更新はしたくはありません。
では、実際にバイクを買い取りしてもらう際には車検を通した方がいいのか、そのまま買い取ってもらうほうがいいのかということですが、結論を言えば、車検を通さずそのまま買い取ってもらうのがいいでしょう。
もちろん車検日数が残っている方がいいですが、車検の有無は査定にほぼ影響しません。
そもそも業者の方が安く車検を通すことができるし、仮に査定から引かれる項目があるとすれば、それはバイクの修理にかかる原価分のみとなります。
それを踏まえると、車検を通した方が損をしてしまう可能性の方が高くなると考えられるでしょう。
売却の時期について
また、バイクの買取相場は原則として時間と共に下がっていくものですので、乗らないまま放置してあるだけでも査定額は落ち込んでいきます。
つまり、車検を通す必要はなく、悩んでいるくらいなら早急に売却をすることが大切ということです。
ちなみに一番いいのは車検切れする2ヶ月ほど前に売却することです。
業者も車検を通すことなく誰かに売却できれば、その方がいいと考えることでしょう。
その目安としては、車検切れの2ヶ月前がギリギリになると予測されます。
また、車検切れのバイクでも買取業者によって査定額は変わります。
より高値で売却したいと思うのなら、複数の買取業者に査定をしてもらって比較しましょう。
その中で一番高値で査定してくれた業者に売却すれば、車検切れのバイクでも高価買取をしてもらうことが可能です。